霊界通信 「掲示板に掲載した主なメッセージ」悠々塾ホームへ

 ■2021■出雲・須佐神社にて受信したメッセージ・2件 (03.11.13)

■来るべき地上界へ向けて、この国この地上界を導かんとする者たちの魂を鼓舞する。
今まさに地上界は混迷のなかにある。
そこに光明を灯し、灯台とならんとする者たちは、今地上界のあちらこちらで目覚めんとしている。自らの使命・役割・掲げる理想と、意識・感情がひとつに結ばれようとしている。
この覚醒は、一定数の者の意識変化を契機として始まった。
未だ形を伴わず、認知・評価されぬとしても。
その任を負った者の目覚めを促すには十分である。

共通の目的・共通の理想を抱く者どうしは必ず導きによって結び合う。
今回の浄化においては、各々の場所での孤軍奮闘をさせることにはならない。
なぜならば到達する境涯の基調は、相互扶助・協調・調和だからである。

地上人類の歩みは、まだ行き着く所に足を向けてはいない。行き先を知る者たちはひとりでも多い方がよい。先導役もひとりでも多い方がよい。地上人類が、この混迷のなか、迷うことなく進み行けるように。

隣にいる者の幸せを、ひとりひとりが願えたらよろしい。
そしてそのために言葉を用い、行為で表現したらよろしい。
自らに余裕のある者は、もうひとりの幸せを願い、そのために言葉と行為を尽くせばよろしい。

越えるべき障壁は実在する何物かではない。
人の心のなかにある、人と自分を隔てる壁なのだ。
それを取り払うものは、善意であり、親切であり、真実であり、尊重尊敬である。全ての人が人にもたらすことのできるものばかり。

導き手とは、いかにしてこの障壁を外すかを伝えることのできる者をさす。障壁を外すための手助けをする者をさす。その任に預かるのは「人の幸せを願うことのできる者」に他ならない。

自ら進み出ることに何の羞恥を感ずることがあろうか。貢献の意志と意欲こそ、神への捧げ物に最もふさわしい。大いなる祝福と支援は必ずや霊界からもたらされるだろう。
神の叡智も祝福も、全ての人々の前に等しく用意されている。ただその光に浴するかどうかは、その人なりの時機がある。促されて進み出たとしても、それを光明と見なさず、顔をそむけてしまうだろう。

躊躇し、ためらう暇(いとま)はない。
ひとりの者の自覚と決意が、そこに連なる人々の目覚めになるのである。
自らの魂が志願した今回の地上界浄化の時機への再生だとすれば、いち早く名乗りをあげ、貢献を意識に据えた人生を踏み出そうではないか。
                             地上界浄化の一翼を担う霊団

■地上に生きる全ての人たちに。
特別・特定の者だけが役割を担っているのではありません。ひとりでも多くの人の参画によって地上界は変わるのです。
社会を変える・仕組みを変える、ということを提唱するのではありません。社会も仕組みも、そこに生きる人々の意識の反映だからです。

弱い者・力のない者がさらに苦しい状況に立たされる。強い者・力のある者の言い分が通る。真実は覆い隠され、嘘や偽りが通ってしまう。無関心・無視に鈍感でいられる。
社会の状況と人の心の状況は呼応しているのです。

しかし、それでもなお、救いのない社会のなかで失われぬものがあります。あなた方の心から消し去ることのできぬものです。それは人間としての良心です。どんな状況にあっても、何によって覆われてしまっても、決して良心は失われることなく輝きを放っています。
なぜならそれは、全ての魂に共通の要素だからです。人を生かしめているものは肉体ではなく魂です。ならば永遠に良心が失われることはありません。

そして、その良心に最も訴えるのは愛と真実です。ゆえに、どのような状況にある社会も「人の心によって救われる」のです。人の意識の変化が社会も仕組みも変えるのです。
あなた方ができるたったひとつの親切が、たったひとつの思いやりが、その種となるのです。
自らの言動がやさしさや正しさから発したものならば、そこに喜びと誇りを持ってください。決して照れたり恥ずかしがってはなりません。
その心・その言葉・その行為行動が「当たり前」の世の中になるのです。そういう世の中にしていくのはあなた方ひとりひとりの力なのです。

思いやりに満ちたひとつの言葉、ひとつの行為行動は霊界からは地上に灯された明りに見えるのです。あなた方の言動で、暗くよどんだ地上は、明るく澄みきったものにしていけるのです。地上界を美しく温かな世界に変えていくために、あなた方は今の時期を選んで生まれてきました。
自分自身の心を美しく温かなものに変えていこうとするのと同じです。
それが「自分もみんなも幸せに」ということなのです。
                    あなた方と共にあってあなた方を導く霊団より