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 心と体のつながり

あなた方が“肉体”をもって地上で生きるのは、目には見えない“心”を具体的な物質の次元で表現するためです。そしてその、表現すべき“心”とは、「健やかな喜びの心」です。それを言葉で、行為行動で表現するのです。
肉体が心を表現するものである、ということは、その人の心の状態がその人の体の状態に反映される、つまり心と体は密接につながっているということです。
(どういう心がどういう臓器、部位に表現されるのか等の詳細は、別の機会に譲ることにします。)
あなた方にも経験があるはずです。嬉しい時、楽しい時、心が弾んでいる時は、体もいきいきと元気です。しかし悩みがあったり、気持ちが沈んでいる時には体までも重苦しくなっています。
誰もがいつも喜びの心、かげりのない心で生きていられれば、この地上から病はなくなるでしょう。しかしながら、今の地上界ではその状態からはずい分と遠いのです。人々の心には何かしらの“かげり”がありますし、社会全体の雰囲気も苦しいものです。そのなかにあって、心を輝かせながら生きられる人は、そう多くないのです。希望のなさ、生きる意欲の低下、閉塞感、満たされなさ・・・さまざまな“心のかげり”がさまざまな病を生み、また増やしています。
誰かが分かってくれる、まわりが優しくしてくれる、必ず手助けしてもらえる・・・そんな支えや安心が与えられていれば、たとえかげりを抱いてもそれは解消に向かうのです。社会全体が、家族どうしが、友達どうしが、今よりもっと思いやりにあふれていれば、人の心は救われるだけでなく、希望を取り戻し、意欲を高めていけるでしょう。

肉体に生じた病は、肉体のみを扱っても一応の治癒は得られます(もちろん全ての場合ではありません)。しかしそれは、その人が「癒された」ことにはならないのです。癒される、とはその人の心も体も“健やかな喜び”のなかに生きられるようになることを言います。病の状態の解消(病気ではないこと)が、健やかであることではないのです。あなた方はこの地上で肉体という衣をまとい、“心”で生きているのです。その大切な心と体、両者を視野に入れての病と癒しについて考えていかねばならないのです。